第93期高知市民の大学
事業報告
開催日時 | 火曜日・総合コース 2023年4月4日(火)~7月11日(火) 金曜日・総合コース 2023年4月7日(金)~7月21日(金) ※5月5日(金)は休講 |
会場 | 高知市文化プラザかるぽーと 11階大講義室 |
参加者数 | 火曜日コース 63名 金曜日コース 51名 1日受講 34名 |
■火曜日・総合コース 「 ロシアのウクライナ侵攻と危機に立つ世界の今 」
ロシアとウクライナの戦争は世界にどのような影響を及ぼしているのか、周辺国の経済事情を中心に学ぶ全15回の講義となりました。ウクライナ人であるオヴシアンニコウ・コスチャンチン先生や、立命館大学名誉教授の田中宏先生等、様々な講師による多角的な視点による講義は、受講生に新鮮な学びを与えていました。
■金曜日・総合コース「人生100年時代を生きる智慧 未来を支える看護」
高知県立大学看護学部の教授や准教授の皆様にご協力いただき、生活習慣病やがん、人生会議やWell-being、障害や災害などをテーマに、15回の講義を行いました。講義の順番も看護の段階にあわせて考えられており、看護の重要度が高まるテーマになるに従って重たい内容にはなっていきましたが、それぞれの講義で解決策が提示され、看護という深い内容を少しでも身近に感じ取れるような学びの時間でした。
アンケートより
・専門の先生方の意見を伺えるのはとても刺激になります。
・看護とはお世話になるばかりで、縁のないことでしたが、看護に携わる先生方の熱い思いが伝わり勉強になりました。
21世紀に入り、世界も日本も大きな曲がり角に来ているように思われます。拡大から縮小へ、競争から共存へ、社会も私たちの生活も大きく変わりつつあり、新しい価値観も生まれてきています。しかし一方では、これらの変化には惑わされずに、数千年の人類の歴史を貫く価値観も厳然として存在しています。私たちは社会の変化を知り、これに対応する必要に迫られる一方で、時間と空間を超えた不変の真理にも心を惹かれます。
1977年(昭和52年)の創設以来、県下における生涯学習のパイオニアである「高知市民の大学」は、「食品」や「経済」といった生活に密着した問題と、「宇宙」や「心」のような、いわば「不易」な問題をバランスよく取りあげて、毎回多くの市民の皆様に受講していただいております。大学外や県外からも魅力ある講師をお招きするのも本大学の特徴です。
夕べのひと時、共に学び、共に考えませんか? 知の刺激は心地よいものです。
在学期間 | 火曜日・総合コース 2023年4月4日(火)~7月11日(火) 金曜日・総合コース 2023年4月7日(金)~7月21日(金) ※5月5日(金)は休講 |
場所 | 高知市文化プラザかるぽーと 11階大講義室 |
時間 | 両コースとも 18:30~20:00 |
募集人員 | 各コース先着 80名 |
受講料 | 1コース 2,800円(全15回分、テキスト代含む) 両コース一括 4,800円(全30回分、テキスト代含む) ※定員に余裕がある場合は1日だけの受講も可能 各回500円(ただし、当日のお申し込みは座席の空席状況によってはお断りする場合がありますので、事前にお電話でお問い合わせください) |
その他 | ・講師の都合、天候や新型コロナウイルスの感染状況により、やむを得ず日程変更や中止、講師のリモート出演となることがあります。 ・最終日は講義終了後に閉講式を行い、10日以上出席した受講生には修了証書を授与します。 ・会場には有料駐車場があります(30分ごとに150円)。 ※身体障害者手帳(1~4級)をお持ちの方は最初の1時間の料金が無料になります。 |
お申し込み・ お問い合わせ | 2023年3月1日(水)8:30から電話で受け付け(先着順) 公益財団法人高知市文化振興事業団 市民の大学 係 TEL:088-883-5071 (3/31まで月曜・祝日を除く8:30~17:15)(4/1から月曜を除く8:30~21:00) |
主催 | 高知市民の大学運営委員会 公益財団法人高知市文化振興事業団 高知市 |
火曜日・総合コース
「ロシアのウクライナ侵攻と危機に立つ世界の今」
【日程・テーマ・講師一覧】
4月4日 | ロシアは何故ウクライナに侵攻したのか 高知大学 名誉教授 岩田 裕 |
4月11日 | 日本とウクライナの政治、経済における共通点 (※オンライン講義) 高知工科大学経済・マネジメント学群 助教 オヴシアンニコウ・コスチャンチン |
4月18日 | ウクライナとその戦争はどこから来て、どこに行くのか? 立命館大学 名誉教授 田中 宏 |
4月25日 | ロシアのウクライナ侵略とアメリカの政府の立ち位置-NATOとアメリカの関係- 高知大学 名誉教授 青木 宏治 |
5月2日 | ロシアのウクライナ侵略と「平和国家」という日本の軸-国際平和への努力- 高知大学 名誉教授 青木 宏治 |
5月9日 | ウクライナ侵攻とそれに対応するEUの動向 高知大学人文社会科学部 教授 霜田 博史 |
5月16日 | ウクライナ侵攻とそれに対応するドイツの動向 高知大学人文社会科学部 教授 霜田 博史 |
5月23日 | エネルギー資源と軍事力依存のロシアはやがて没落に向かうか? 高知大学 名誉教授 岩田 裕 |
5月30日 | 東南アジアから見たウクライナとロシア 高知大学地域協働学部 准教授 石筒 覚 |
6月6日 | ウクライナ侵攻に対するマレーシア・インドネシアの動き 高知大学地域協働学部 准教授 石筒 覚 |
6月13日 | ウクライナ侵攻と英国の社会状況 高知大学人文社会科学部 教授 中川 香代 |
6月20日 | ウクライナ侵攻で日本の北方領土返還交渉はどうなるか? 弁護士 谷脇 和仁 |
6月27日 | 人権侵害の視点から見るウクライナ侵攻 弁護士 谷脇 和仁 |
7月4日 | ロシアのウクライナ侵攻に対する中国(・台湾)の動向 高知大学 名誉教授 吉尾 寛 |
7月11日 | 総合討論 複数講師【岩田 裕 (高知大学名誉教授)、谷脇 和仁(弁護士)、石筒 覚(高知大学地域協働学部准教授)】 |
金曜日・総合コース
「人生100年時代を生きる智慧 未来を支える看護」
【日程・テーマ・講師一覧】
4月7日 | 生活リズムを整えて健康を守ろう!~よく動き、よく眠る~ 高知県立大学看護学部 教授 瓜生 浩子 |
4月14日 | よりよい人間関係を育むために~聞く技術を考える~ 高知県立大学看護学部 教授 畦地 博子 |
4月21日 | ライフステージからみた女性特有の症状とのつきあい方 高知県立大学看護学部 教授 渡邊 聡子 |
4月28日 | 生活習慣病とのつきあい方~医療制度改革の動向を知って賢く生きる~ 高知県立大学看護学部 教授 内田 雅子 |
5月12日 | がんと折り合って生きる~家族や身近な人ががんになったら~ 高知県立大学看護学部 教授 藤田 佐和 |
5月19日 | 延命治療とQuality of Life~そのとき治療をどう選ぶか~ 高知県立大学看護学部 教授 大川 宣容 |
5月26日 | 最期まで自分らしく家ですごすために~人生会議のすすめ・人生会議って何?~ 高知県立大学看護学部 准教授 川上 理子 |
6月2日 | Well-beingを支える医療とケアの仕組み~「ときどき入院、ほぼ在宅」の実現に向けて~ 高知県立大学看護学部 教授 久保田 聰美 |
6月9日 | 精神障がいをもつ人がその人らしく生きることを支える 高知県立大学看護学部 教授 田井 雅子 |
6月16日 | 発達障がいのある子どもとその家族を支える 高知県立大学看護学部 教授 池添 志乃 |
6月23日 | 子どもとともに地域で生きる~自然災害への日頃からの備えを通して考える~ 高知県立大学看護学部 准教授 佐東 美緒 |
6月30日 | 日々の生活に潜む「災害」~人生後半に遭遇する可能性が高い急な病気や出来事と、そのための備え~ 高知県立大学看護学部 教授 竹﨑 久美子 |
7月7日 | 災害時に、住民参加ですべての被災者の安否と健康状態を把握する仕組みCOACHES(コーチーズ) 高知県立大学看護学部 教授 木下 真里 |
7月14日 | 災害後の避難生活を健康に過ごすためにできること 高知県立大学看護学部 准教授 小澤 若菜 |
7月21日 | 家族のエンパワーメント~病いや災害を乗り越える家族の潜在力の発揮を目指して~ 高知県立大学看護学部 教授 長戸 和子 |
※新型コロナウイルス感染予防策について
チラシ(PDF)に詳細を記載しておりますので、ご一読ください。マスクの着用や受講生同士の間隔の確保など、皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。